ロールプレイング小説体験 - 筒井康隆『旅のラゴス』(1986)

なぜ「ラゴスの旅」ではなく「旅のラゴス」なのか。読み始めてまずそこが気になった。 ラゴスとはこの小説の主人公の名前だ。ある世界で旅をする若者ラゴスが各地を訪れ、年を経ていく物語。最初の章を読むと、この世界がどうやら僕らのいる世界とは違うもの…